アタシが顔を上げるとタクミくんは立ち上がり教壇ところまで行きマイクのスイッチを入れる。 (聞える?俺の声?) 楽しそうにタクミくんがアタシに聞く。 彼の声がヘッドフォン越しに聞こえる。 アタシは慌てて右手でヘッドフォンを押さえて左手を振って応える。