そんな。 アタシの心配よりも。 タクミくんのほうがやっぱり少し疲れているみたい。 「こんな日に保健室に行くのもなんだから。 そうだ、LL教室へ行こうか?」 「LL教室?」 「ほら、あの教室はいつでも生徒が常設のDVD観たりできるようにって開放してるじゃん?」 「でも今日みたいな日は閉まってるかも・・・」 「ま、行くだけ行ってみよ?」 そしてアタシたちはLL教室のある別棟へと移動する。