でも俺は今物凄くキスしたいんだが…。



なんか甘い匂いするし…。



イチゴミルク系?



「紅うまそうな匂い…」

「ガムじゃない?梓にもらったの」

「マキ、リマの目閉じといて」



もうムリ。



する。



思い切り抵抗されたけどキスして満足。



カワイイカワイイ…。



紅、カワイイ…。



「殴らなきゃもっとカワイイ…」

「かっ!?うるさいバカ!!」



素直じゃない…。



でもよかった、紅に笑顔が戻って…。



「べ、紅さんはリンチャンのなにがよくて…」

「か、顔っ!!性格最悪だし!!顔が好きなの!!」

「ふふっ…。お似合いですね」



俺と紅が?



また目ぇ悪くなったんじゃねぇの、リマ。



「紅、今日泊まる?」

「あっ、ごめん…。前もって言っとかないと泊まりはムリ…」

「別にいいけど」

「電話するから!!ねっ…?」



『だから誰も呼ばないで…』



目で悲願された。



そんなに俺を独占したい?



だったらそばにいろよ。