黒くて長い髪とメガネ。
見るからにいいとこ育ちのお嬢様。
「あ、おはようリンチャン」
「ん…。部屋使う?」
「ちょっと!!」
中学の同級生でイジメられっコだったリマをマキが助けた。
クールで無愛想なマキと、物静かで洒落っ気のないリマ。
これでもう3年付き合ってる。
見た目、不釣り合い。
「どうなの?部活」
「痣いっぱいになっちゃったよ~…。でも強くなるんだ!!マキ君みたいに!!」
週1しか会えないのはリマの部活があるから。
マキに甘えてばっかりがイヤだと言って他の高校の空手部に入った。
根性はあるんだよな…。
「お前ら部屋使っていいからメシだけ作ってって」
「リンはどうすんだ?」
「気になることがあるので紅ん家へ~」
「帰る時電話入れろよ」
はいはい。
マキとリマの気まずいシーンは遠慮します。
財布とケータイを持って家を出た瞬間、心配そうな紅が部屋の前に立ってた。
「な、なんでいんの?」
「帰ったって聞いたからっ!!べ、別に深い意味はないけど…」
顔に出てんだけど。
見るからにいいとこ育ちのお嬢様。
「あ、おはようリンチャン」
「ん…。部屋使う?」
「ちょっと!!」
中学の同級生でイジメられっコだったリマをマキが助けた。
クールで無愛想なマキと、物静かで洒落っ気のないリマ。
これでもう3年付き合ってる。
見た目、不釣り合い。
「どうなの?部活」
「痣いっぱいになっちゃったよ~…。でも強くなるんだ!!マキ君みたいに!!」
週1しか会えないのはリマの部活があるから。
マキに甘えてばっかりがイヤだと言って他の高校の空手部に入った。
根性はあるんだよな…。
「お前ら部屋使っていいからメシだけ作ってって」
「リンはどうすんだ?」
「気になることがあるので紅ん家へ~」
「帰る時電話入れろよ」
はいはい。
マキとリマの気まずいシーンは遠慮します。
財布とケータイを持って家を出た瞬間、心配そうな紅が部屋の前に立ってた。
「な、なんでいんの?」
「帰ったって聞いたからっ!!べ、別に深い意味はないけど…」
顔に出てんだけど。


