ひとり<ふたり

初対面にも容赦なく毒舌を披露した紅は白に軽く蹴りを入れてた。



白と紅は妬けるくらい仲良し…。



隣だから毎時間喋ってるみたいだし…。



「リンさんですよね?一目でわかりました」

「なんで!?」

「白が男でも惚れるくらいのイケメンだって言ってたんで」

「うん、俺カッコイイんだ」

「あははっ!!こっちも噂通りです!!」



タメなのに敬語を使い、でも凄く親しみ安い白の女、ミノリ。



明るくて誰からも好かれそうだ。



そのままワイワイと控室になってた教室まで楽器を運んだ。



「リンく~ん!!」

「ん?先輩誰?」

「実行委員の中野!!でね、校長先生が呼んでるの」

「俺を!?」

「ん~、たぶん皆さん」



知らない先輩に言われてみんな不思議な顔。



なんかしたっけ…。



まさか前回の制服検査で愛好会が活動停止になった件?



活動停止じゃなくて部活になる前に消滅!?



そんなのヤダ…。



俺髪切ったし叶と白も髪黒くしたし…。



マキかっ!!