ひとり<ふたり

ってことで食う。



俺は紅以上に妬いてんだから。



でもマキにまで妬くなんて相当重傷だぞ俺…。



「リンっ…。好きっ」



この声…。



俺だけの紅…。



この後に紅の嫉妬が恐ろしいってことを知ったけど。



「爪の跡すげぇぞ…。どんだけ力入れたんだよ…」

「うっさい…寝る…」



まぁ少しは解消されたからいいか。



リビングに行ってひとりでご飯を食べた。



紅はこのまま朝までコースか。



先に風呂に入って寝る。



今日は歌って疲れたし。



その日は熟睡してヒメのことなんかスッキリ忘れてた。



そして俺達の初ライブの日。



生徒で埋め尽くされた体育館が沸き立ってる。



すごい熱気…。



それは3年の少し有名なヤツらが出たから。



次が俺達ってレベル高い…。



でも俺ってファン多いし。



「俺、適当に張り切るから」

「リンが!?」

「やたらテンションだけ上がってんだよん」



さぁ、やりますか。