先輩の家が近づいてきた。 『‥‥‥‥。』 「‥‥‥‥。」 何となく俺も、女の人も 急に無口になって‥‥ その時間がやけにドキドキした。 今もし、ここでこのまま この人に何も言わないで別れたら 多分、俺は二度とあの笑顔が見れない。 そんな気がしたんだ。 .