風が吹く中で

なんで?どうして?理解できない私は混乱する


「遥」


優しく私を呼ぶ声にビクッと震える


「遥」


今日初めて呼ばれた名前が自分ではないのでは?


「遥、顔を上げて」

私は涙が溢れながら顔をゆっくり上げた