私は黙ったまま俯く 嬉しさ、そして戸惑い、不信 彼女はさらに私の 右手を引いて奥へ進む 左手を振り上げて 元気に挨拶をした 私の右手と共に たくさんの挨拶が 笑顔で返ってくる 私は此処に居てもいいと 言われた気がした 恐怖の壁を取り除き 不安の鎖を解いた 緊張の束縛から 解放してくれた 彼女は大切な大切な 私の鍵だった あのぬくもりと優しさ あの時私を救ったのは 彼女のそのあたたかい、て そう… 今でも忘れることのない 彼女のその あたたかい、て