―昼休み―




橘:
「…………」



相変わらず……昼休みになると、まるで屍のような眠りをしているのがこの男だ………


桜庭:
「はぁー………」


連日のデスクワークを引きずってか、私は精神的に疲れが目立つようになった………



そんな時………



桑田:
「ねぇ、サクー…??」


桜庭:
「ん……??一美………??」



机でグッタリしている私に話し掛けたのは、クラスメートの[桑田一美]だ。



桑田:
「ちょっと……いい……??」


桜庭:
「え………??うん………」



どうしたんだろ……??

なんか元気がないみたいな………

一美はいつも元気で明るい子なのに………






一美に連れられ私は教室を出た。