遠回りしてしもた。
素直になるってこんなにも気持ちええねんな。
知らんかった。
大雅は、いじわるやし俺様やし身勝手やけど、ちゃんとチャンスをくれとった。
何度も何度も・・・・・・
もっと早く素直に大雅の胸に飛び込んでいれば良かった。
でも、
でも、過去は変えられへんから。
これから先の未来に向けて。
後悔した気持ちを忘れずに。
「明日から俺以外の男としゃべんな」
「それは無理やろ」
キスの合間に。
てか、ディープキスって・・・・・・
「俺の嫁になるんやろ?」
「は、はい」
まぁ、えっか。
好きやもん。
信じて一緒に走ろう。
どんな困難な道でも、2人やったらスイスイ行けそうな気がするな。
「ほら、舌入れんかい!」
「え?」
波乱万丈な恋が、ようやく実った。
でも、まだまだこれからも波乱万丈な・・・・・・ 予感?!
~END~

