前に付き合っていた人同士とは思えないような会話をしながら、あたしの運転する車は貞永の家に辿り着いた。
そこは、綺麗な高級マンションだった。
「ありがとな、今日はお疲れ」
「映画の事とか、詳しい事決まったらまた連絡するから!」
車から出て家へ向かっていた貞永は、無言で右手を振り返した。
あたしはそんな貞永の姿を無言で見つめていた。
…マネージャーって、思ったよりも大変だ。
特に、貞永の場合。
変態だし、絶対毎晩欠かさずにエロ本見てるタイプだよ、アイツは。
ため息をつきながら、あたしは自分の家に戻る為に車を再び発進させた。
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