「あゆがアクセル踏みすぎててマジ焦ったんだからな…」と呟く貞永を見て、あたしの顔がどんどん青ざめていくのを感じた。 「ごごごめん貞永っ!」 「どうせ考え事だろ?」 「ゔッ…」 図星なあたしは返す言葉がない。 …言葉のトゲを刺してくるのは、貞永も同じだ。 「あゆは考え事してる時は、いつも周りが見えてなかったからな」 「うるさーいっ!それは過去です過去っ!」 「今もじゃん」 どうしてコイツは、昔の事を引っ張り出してくるかなぁ? .