それからあたし達は、順調に交際期間を伸ばしていった。
周りと比べ物にならないくらいにモテていた光輝。
そんな光輝の彼女のポジションが、この平凡なあたし。
そりゃ嫌がらせもあったりしたけど、その時には毎回光輝が助けてくれた。
その度にあたし達は…
たくさんキスをして、
たくさん触れ合って、
たくさんの愛を知った。
あたしの「初めて」は、全て光輝にあげた。
キスだって、その先だって、数え切れないくらいの初めてを、全部…。
当時のあたしには、ずっと幸せな生活が続くんだと思っていた。
でも、あたし達の間にある愛情は、簡単に散っていく事となる―――
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