信じられない事実に、あたしはとりあえずお母さんに電話する。




「もしもし?」



「もしもし、受かったよぉーっ!!」



「何に?」



「だから…あのハッピードリームに、採用されたの!」



「誰が?」



「あたしだって!!」



「………」




突然、喋らなくなったお母さん。


…驚きすぎて、声も出ないって?



あたしはニヤケ顔になりながらも、お母さんが喋り出すのを待っていた。




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