秘密の★オトナのお勉強①




「た…ける…?」



「泣いてもいいじゃん。なんで感情を姉ちゃんが我慢する理由があるんだよ」




あたしと視線を合わせるように座り込む猛は、あたしの手を取る。




「だって…あたしは…」



「俺ずっと前から気付いてた。姉ちゃんが光輝くんの事好きだって」



「―――っ…!」



「我慢せずに気持ち伝えてこいよ。姉ちゃんが我慢なんて、似合わねぇって」




優しくあたしの心を溶かしていく猛に、あたしの決意は少しだけ揺らいだ。


だけど、あたしの心の中には…




「でも…あたしはマネージャーだもん!この気持ちは秘密にしないとダメなの…!」




ずっと心に隠していた決心が残っていた。




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