秘密の★オトナのお勉強①




「とりあえず、エレベーターの中から出てきませんか?」




小西さんの一言で、あたし達はエレベーターに乗りっぱなしだった事に気が付いた。


急いで芸能部の階に降り立つと、そこは閑散としていた。


今は深夜なのだから、当たり前と言われたら当たり前だけど。


神風さんは無愛想な表情を変えないまま、あたしに向かってお辞儀をする。




「初めまして。私はハッピードリーム芸能部総括の神風です。以後、お見知りおきを…」




そう言って渡される名刺。



…総括担当って事は、

小西さんと、同じ立場って事なの!?



あたしの疑問を消すように、小西さんは話を追加する。




「神風くんは中森さん達より二つ年上で、才能を持っている社員なんだ。だから、今は芸能部のトップを務めている」




そう言う小西さんは、なんだか得意げそう。




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