秘密の★オトナのお勉強①




息を整えて、車から降りる。


関係者用の地下駐車場に車を停めたあたしの車。


その駐車場の規模からも、ハッピードリームの存在の大きさが伺える。




ハッピードリームは、役者やタレントが所属する芸能部、マネージャーが所属するマネジメント部に加え、ミュージシャンが所属するアーティスト部なんてのもある大企業。


ちなみに、猛のバンド「Truth」も、今回の所属会社はハッピードリームとなった。



そのくらい、世間に影響を与えているハッピードリーム。




「…なんだろう。やっぱり胸騒ぎがする」




あたしは眉を苦しそうにひそめながら、必死に息を整え続ける。


そんなあたしを見た貞永は、トン…と音を立てながら、あたしの頭を軽く叩いた。




「…ちょ、貞永!」



「余計な事は考えんな」




そう発する貞永は、凄く真剣な顔付きをしていて。


一瞬にして、あたしは貞永に見入ってしまった。




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