それから数時間後。
あたしの予想通り深夜まで続いた撮影を終え、あたしは貞永と共にハッピードリームへと向かっていた。
「ねぇ貞永。一体どうしたんだろうね」
「俺はまだしも、あゆまで芸能部に呼ばれたんだからな…。きっと大きな話だろうな」
貞永でさえも、今回の件はまったく予想外だったらしく、頭を悩ませている。
…あたし、何かしたっけ?
必死に頭を捻って答えを出そうとするけれど、その行為はムダに終わる。
「…ああ゙ーッ!訳分かんないっつーの!」
「あゆ、車の中で発狂するな」
お母さんのような貞永の態度が気に入らず、あたしはムッと貞永の発言を抹消する。
そんな事を繰り返していると、あっという間にハッピードリームの本社へと到着していた。
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