秘密の★オトナのお勉強①




理由を尋ねようとしたけど、次々と進んでいく撮影が原因で、あたしはその行動が起こせないでいた。




「…分かりました。なるべく早く伺えるように頑張ります」



「頼みましたよ?では、お仕事頑張ってください」



「失礼します…」




不安な気持ちを残したまま、あたしのケータイからは無機質な音が流れ始める。



芸能部にまで行って、話さなければいけない事。


その事から、普段のような小西さんとのお話ではないと勘付いた。



…何かが起こる。



このあたしの予想は、案外外れてはいないかもしれない。


ケータイを握り締めていたあたしの心は、どんよりとして曇り空のようだった。




.