秘密の★オトナのお勉強①




貞永が来てくれたから、

貞永が居てくれたから、


あたしの自分自身を責め続けていた心は、だいぶ軽くなったと思う。



…これは、隼人が自分で選んだ道なんだ。


あたしの為ではなくて、ファンの人達に対しての結果。




「ありがとう、貞永」



「…別に大した事じゃねーよ」




あたしは顔を枕から離すと、ニコッと笑って貞永と向き合った。



…こんな笑顔を浮かべるの、久しぶりな気がする。

隼人の事があってから、あたしは苦悩を隠すように作り笑顔を浮かべるようになっていた。


どこかに、「心から笑う事」を置いてきたような感じがした。



だけど…その笑顔を取り戻してくれたのは、間違いなく貞永で。


言葉では言い切れないほどの「ありがとう」を言いたい。



そんな思いを抱えながら、あたしはニコニコと笑った。




「あゆはやっぱ、笑ってる方がいい」




貞永がそう言ってくれた事も凄く嬉しかった。




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