秘密の★オトナのお勉強①




「あれだろ?あゆは責任感じてんだろ?」



「…うん」




あたしの悩みのタネが分かっているような貞永の口調に、あたしは思わず頷いてしまう。


いつものあたしらしくない。


そんなよそよそしい態度を取るあたしの心情を、貞永はどこまで理解しているんだろう。




「貞永…」



「ん?」



「あたし、間違ってたのかな…」



「どういう事だよ」




遠くから、貞永の疑問が投げつけられる。


この声色に戸惑いながらも、あたしは思っている事を吐き出し始めた。




「ずっと考えてた。隼人や貞永がいくら楽屋から連れ出そうとしても、あたしはずっとあの現場にいるべきだったんじゃないか…って」



「あゆ…」



「そうしたら、隼人達は今みたいに苦しむ事はなかったんだよ…!あたしがあの場面でしっかりしていれば、隼人や伊藤さんは…!!」




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