秘密の★オトナのお勉強①




「入るぞ」



「へ…?」




聞こえるはずのない、声。


その声に反応して、あたしはゆっくりとドアに視線を持って行く。




「…やっぱりな。お前、また一人で溜め込んでんだろ」



「貞永…」




クシャっと自分の髪の毛を掴んだ貞永は、いつものクールな表情を浮かべながら、あたしがうつ伏せになっているベットの端に座った。




「…どうしてここに?」



「どうしてって…あゆがおかしかったからに決まってんだろ」




フッと息を零した貞永は、「猛だってあゆの両親だって、お前の事心配してたんだぞ?」と付け加える。


貞永の言葉を聞いて、あたしの胸はまたチクン…と痛みを感じた。




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