お母さんにバレないように、貞永はあたしに冷たい視線を送ってくる。
…ち、違うって!
あたしバラしてません!
無実です誓います本当ですってば!
ヒヤヒヤするあたしをよそに、お母さんは呑気に話を続けていく。
「でね、ここからが今日呼び出した理由なんだけどね?」
「…何よ」
理由をなかなか打ち明けてくれないお母さんに、あたしはもうヘトヘト。
この状態がずっと続いたら…あたしの心臓は絶対に持たない。
「あゆと光輝くん、絶対にビックリすると思うな」
「だから、早く言ってよ!」
急がすようにあたしが叫ぶと、お母さんは「話伸ばしすぎたね」と小さく笑って、
…あたし達に爆弾を落としてきた。
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