秘密の★オトナのお勉強①




「いや、まさかあゆに呼び出されると思ってなかったよ」



「そんなに予想外の展開ですか…」




あたしは佐田さんの楽屋で荷物の整理をしていた冬馬を連れ出し、近くの自動販売機へと来ていた。


コーヒーを二本買うと、そのうちの一本を冬馬に渡す。




「はい、あたしの奢り」



「ありがとう、あゆ」




そしてそのまま…沈黙。


冬馬は何を考えてるんだろう。

そう思えてくる程に隣の冬馬が気になってしょうがない。


でも、この沈黙にあたしは勝たなきゃいけないんだ。



勇気を振り絞って、あたしは口を開く。




「冬馬…」



「何?」



「あたし冬馬の事

―――すっごく、好きだよ」




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