…え? 「さ…貞永?」 「返事…しにいくんだよな?」 「う…うん…」 そこまで答えて、あたしの頭にふと疑問が残った。 ロボットのようなガチガチの動きで、あたしは口を開く。 「あのー…」 「なんだよ」 「あたし、貞永に言ってない…よね?」 そこまで言うと、貞永は納得したように「あー…」と呟き始めた。 …あたしは一言も、冬馬に告白されたなんて貞永に言ってない。 それなのに、なんで貞永は知ってんのよ! エスパーですか?それともどこぞの超能力者ですか?いや、どっちにしろエスパーか。 .