秘密の★オトナのお勉強①




「あゆ、共演者の皆さんに最後の挨拶に行くぞ!」



「了解!」




あたしはこの短期間で起こった出来事に頬を緩めながら、貞永の歩く後に付いて歩く。


それでも、やっぱり貞永は貞永で。


礼儀を忘れる事なく、いつでも周りの配慮を忘れない。


…プライベートでも、そのくらいの配慮をしてくれるといいんだけどなぁ。




「あたし、貞永のマネージャーになれてよかったよ」



「…なんで?」




ふと響いたあたしの言葉に、貞永は不思議そうにあたしを見る。


あたしは貞永に向かって意地悪そうに舌を出すと、笑って答えた。




「…色々成長出来たから、かな?」



「意味分かんねーし」



「分からなくて結構よ!」




いつものあたしで、

いつもの明るさで、


あたしは、決着をつけにいく―――




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