「と…冬馬!?」



「貞永くん、小学生っぽいや」



「は…?」




貞永が、小学生…?

よく理解出来ない言葉を残しながら、冬馬は更に強くあたしを抱きしめる。


…今更だけど。

なんであたしは冬馬に抱きしめられてるんだろう。




「えっと…冬馬?」



「あゆ、聞いてくれる?」




いつもと違う雰囲気の冬馬に、あたしは戸惑うばかり。


コクンコクン…と二度頷くと、冬馬はいつものニッコリ笑顔で、信じられない爆弾を投下してきた。




「高校の時から…ずっと好きだったよ?あゆ…」




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