「…という訳。分かった?」
「…充分分からせていただきました」
楽屋に設置してあるイスに女王様のようにドーンと座る佐田さんを見ながら、あたしはうぅ…と声を出した。
今、あたしがしているのは、正座。
おかしいよね?おかしいと思うでしょ!?
普通、客人の方が豪華な接待受けるはずだよね?
なのに…この状況って…。
「悪魔だ…。貞永が狼なら、佐田さんは悪魔だ…」
「何か言った?」
「滅相もございませぇんっ!」
あたしがこんな状況に追い詰められている訳。
それは…佐田さんの秘密に理由があったのです。
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