秘密の★オトナのお勉強①




「失礼します。貞永のマネージャーをしております、中森です」



「知ってるわよ、そんな事」




丁寧にお辞儀までしたあたしがバカだったのかしら?


そう思える程にあたしを迎える佐田さんの態度は冷たかった。


それでもあたしは引き下がる事がないように、楽屋の中に入ってドアを閉める。




「お話があるんですけど…」



「アタシは無い」




バサッと切り捨てられるあたしのプライド。


佐田さんははぶてた小学生のように、顔をフン!とあたしから背けていた。



…どうしよう。

このままだったら、一生経ってもあたしの話を聞いてくれない気がする。


そう思ったあたしは、最後の切り札を出す決意をした。




「貞永の事…好きなんでしょう?」




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