そんな忠告を残して、あたしは佐田さんの楽屋へと向かう事にした。
意外な事に、貞永の楽屋の隣が佐田さんの楽屋だった。
…だから、冬馬は佐田さんの楽屋と貞永の楽屋を間違えたんだね。
そっと胸に手を置いて、深呼吸をする。
いつもより速くなっている鼓動が、より緊張を誘っているようだった。
そして、意を決して楽屋のドアをノックすると、一気に楽屋のドアを開けた。
そこには、冬馬の言った通り佐田さん一人の姿しかなく、突然入ってきたあたしを睨み付けていた。
…とてつもなく怖い。
だけど、やるしかない!
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