ふぅ…と息を吹き込まれ、あたしの身体はビクン…!と反応する。




「あれ?あゆって好きでもない男に反応するんだ?」



「ちょ…やめっ…!」



「やめねー。言ったろ?俺の事しか考えられないくらいにするってな」




妖しく笑う貞永の声に、身体が疼く。



…どうしちゃったの?あたし。

必死に抵抗してるハズなんだけれど、ちっとも効いてないみたい。


むしろ、貞永の行為を身体は欲しがってる…?




「や…ぁ…っ…」



「そそるな、その表情」




おかしいよ。

なんでこんな事するの?


というか、冬馬の話じゃなかったっけ…?




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