そしてこれからの予定を確認している時、冬馬が口を開いた。
「…変わってないね、あゆは」
「どういう事?」
あたしは手帳から視線を外して、再び冬馬を見る。
あたしと目があった事を確認すると、冬馬は懐かしそうに目を細めた。
「…その強情な性格とか、人に心配掛けないように頑張ってる所とか」
「え…?」
「あと、鼻毛出てる所とか」
「やっぱり?ありが―――って、はぁっ!?」
乙女のあたしが、は…鼻毛ですとー!?
そんな涼しそうな顔しないで、早く言ってよ!
テンパりながら、楽屋に付いてある化粧台に向かおうとした時だった。
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