秘密の★オトナのお勉強①




あたしは名刺を見ながら絡まりあっていたピースを整頓していく。




「もしかして、冬馬が佐田さんを探していた理由って…」



「俺の担当さんが、蘭なんだよね」



「名字が一緒なのは…?」



「蘭は俺より一歳下のイトコなの。マネージャーが急にいなくなったから、って頼まれた。それから俺は、ハッピードリームのマネジメント部に所属して本格的にマネージャーとして活動するようになったんだよね」




ふわふわの髪の毛を揺らしながら、冬馬が呟いていく。


あたしの頭の中では、バラバラだったピースが全て埋め込まれていった。


そして、もうひとつの疑惑が浮上する。




「ねぇ冬馬…」



「何?」



「まさか佐田さんに、あたしと貞永が付き合ってた事言ってないよね…?」



「言ったよ?」




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