バッと首に手を当てると、噛んだの!?と涙目で夏木君を見上げた。 「誰が噛むか!! 吸血鬼じゃねぇんだから…。 キスマーク付けておいたの。 …ったく、お前は本当ムードのない奴。」 クスクス笑ってあたしの上から離れた夏木君に、正直ホッとした。 『ごめん…ムード壊さない様に今度からは気をつけるよ…。』 「…今度?」 『うん、今度……。』 自分の言ってる事にハッとして、慌てて夏木君を見ると、意地悪な顔であたしを見て笑っていた。