トイレに行ったふりをして、爽志くんのところに近づいたとき、声が聞こえた。 「・・・ですよー・・ち先輩ったら・・・」 ―爽志くんの声だ――ッ かけよったときだった。 「・・・デートなんて・・・ないです・・・」 「~~~~~~~っ・・・!?」 思わず隠れてしまった。 爽志くん・・・デートしたくないの・・・?