なんとなく、今の状況が掴めてきた。



あの指輪の力?で、体と魂が入れ替わったらしい。



元に戻れるのかなぁ・・・



「・・・どうする??」



とりあえず、爽志くん家(前パーティーした部屋)にきたんだけど・・・



「どうしよう・・・」



「「・・・」」



こういう沈黙って苦手・・・



「「でもさっ・・・あ」」



ハモった。 ちょっと嬉しい。



「俺からいい?」



「うん・・・もちろん。」



「あのさ・・・今どうしようってこの部屋にこもってても、意味がないと思うんだ。

だからさっ今、この状況を楽しもうよ?」



目の前の私がしゃべる。


・・・じゃなくて、私の姿をした爽志くんがしゃべる。



「うん・・・私も・・・そう思う。」



2人、意見が同じだった。



「じゃあ いこっか!!」



「・・・うんッ!!」