* 数日後。 「千春ちゃん!これ、享一先輩から渡してって頼まれたんだけど」 爽志くんの手には――マネージャー申請用紙。 「わぁ・・・ありがとっ・・・」 「いや・・・俺じゃなくて享一先輩に言ってくれる?」 爽志くんは照れた顔をした。 「へへ・・・っ・・・」 『マネージャー申請用紙 _______部申請 申請者 ___________ 責任者 山谷爽志 』