★○。・。○☆●。・。●★
「ああ、来たの?」
次の日
また訪れてみた第二音楽室
ピアノを弾いていたアルト先輩はその手を止めるとやっぱりやわらかい微笑みを浮かべる
「……ここで寝ててもいいですか?邪魔しないんで」
机を指差すと
「いーよ」
先輩はすんなりOK
いいんだ?
きょとんとしてたみたいで「自分で聞いといて……」って先輩はおかしそうに笑った
……ダメもとだったんだもん
「昨日もすごく気持ちよさそうに眠ってたからホントは起こしたくなかったんだ」
それから先輩はクスッと笑ってこう付け加えた
メニュー