だとしたら、置き場に困ったとか…?


捨てるのは忍びなかったから、私に返したのかな…。


気づいたら、そんなことばっかり考えちゃって…。



その時、突然ひらめいたんだ。


那徠くんに返事を書こうって。


それからは、夕飯のときも、お風呂のときも、何を書こう、それしか頭になかった。


でも、いざノートを前にしたら、なかなかペンが進まなくて…。


夜中までかかって、やっと完成。