サンタさんと受験生



「時間のようだね。」


サンタは俺にあの優しい笑顔を向けていた。


その数秒後また部屋に雪が舞った。


俺がまばたきを終える頃には


サンタの姿もソリもトナカイも消えていた。


部屋に残ったのは俺の頭上にある紫の光だけだった。

「何年越しのプレゼントだよ。」

俺はそれを見ながら苦笑した。

紫の光は雪のようにふわりと俺の頭に落ちてきて、

俺はそこで夢の中へと入ってしまった。