やくざと執事と私【第3部 上巻:ラブ&マネー】



「・・・・・もしかして、生ですか?」



真木ヒナタを見るポチ。



「うひゃひゃひゃひゃ、ポ、ポチ、カタツムリ、生で食ってるよ~。」



真木ヒナタは、地べたを転げまわりながら、腹を抱えて笑っている。



「ポチ・・・エンガチョ。」



組長もすぐさま、ポチから手を離し、距離をとった。



「・・・・小夜姉さん、アッシの口の中にカタツムリがいるんですけど、・・・・とってくれませんか?」



ゆっくりと私に近づいてくるポチ。



「来ないで下さい。」



当然、拒否をする私。



「何でですか?とってくださいよ~。」



ポチは、段々と早足になり、私に近づいてくる。



「やめてくださいよ~。」



私は、必死に走ってポチから逃げ出した。



ポチもそんな私を走って追いかけて来る。



庭の中を所狭しと追いかけっこをする私とポチ。