「えっ、ということは、アッシと・・・」
うれしそうな表情になるポチ。
「これを龍一さんにあげれば、龍一さんも美味しいものを食べて、機嫌が直るかも!」
ポチの言葉などまったく耳に入らない私。
「そういえば、龍一。その高級フレンチ食べたいって言ってた様な気が・・・」
組長が、思い出したようにつぶやいた。
「だとしたら、いいアイデアだな。」
真木ヒナタも納得した。
「早速、私、龍一さんに渡してきますね。」
私は、部屋を飛び出していった。
部屋では、ポチが、悲しそうに俯いていた。
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