「お兄ちゃん・・・・・・・」 「本当か?」 ミチから教えてもらった銀行強盗が、驚いたような表情を浮かべる。 「本当ですからのぉ~。」 お爺さんが、相変わらず、ゆっくりと答えた。 「それは、困った!ミチ、お兄ちゃんは、困ったぞ!」 お兄ちゃんの銀行強盗が、ミチを見つめる。 「お兄ちゃんが困ったら、ミチも困っちゃうよ!」 ミチも、お兄ちゃんの銀行強盗を見つめた。 「ミチ~!」 「お兄ちゃん~!」 2人の銀行強盗が抱き合う。 私達は、その行動をただ呆然と眺めていた。