ーーその頃、刹那の自室。
刹那は、仕事の途中だったのか机に伏せて寝ていた。
その部屋にガチャリと誰かが入ってくる。
ゆっくりと寝ている刹那に近付く何か。
その頭に何かが突きつけられた。
その時だった。
「カァー!!!」
黒い影が物凄いスピードでその人物を襲った。
「つっ!?」
その人物を襲ったのはクローだった。
「わっ!?何!?」
刹那は驚いて目を覚ました。
目の前にいたのは…。
「麗弥!?」
麗弥だった。
麗弥にクローが襲いかかっている。
その時、羽で麗弥の片目の視界を覆った。
ーーキャア!!何!?
それに驚いたミシェルが思わず口を離した。
「ぷはっ!」
口を塞がれていた麗弥は口で息を吸った。
「どうしたの!?麗弥!」
叫ぶ刹那に麗弥は答える。
「刹那!良かった…!俺、操られてんよ!せやから…」
銃を持っている手がプルプルと震えている。
しかし段々と刹那の方に銃口を向ける。
「逃げて…!!」
震える手で引き金が引かれた。
「っ…!」
思わず刹那が目をつむった…が。
パァンと隣の棚のガラスが割れる音がして目を開けた。
見るとクローが麗弥の服を引っ張って手の位置をずらしてくれていた。
そして、目で追えないスピードで回転しながら麗弥の腹に突っ込んだ。
「ぐっ…!」
腹に物凄い衝撃を受け、呻く麗弥の襟を掴んでそのまま倒すクロー。
「つっ…!」
ドサリと地面に倒れる麗弥。
「カー!!」
クローは、刹那の方を向いて鳴いた。
唖然と見ていた刹那だったがすぐに床で倒れている麗弥を押さえつける。
「はぁー…さっすが、クロムの鴉…。加減がないわぁ…って!いたたた!」
「ごめんね、麗弥。押さえ付けさせて貰うよ」
グッと地面に押し付ける形で刹那は言った。
ーーあらぁ、意外と強い鴉さんに、おにーさんだねぇ。でーもー…そうはいかないよ★
ミシェルがニヤリと笑った。
「つっ!?アカン、刹那!逃げーー」
「えっ?うわ!?」
麗弥を押さえ付けていた刹那の体が飛ばされた。
そして、その体にまた銃口が突きつけられた。
「!」
クローには、ミシェルの気配が分かるのか今度は口を開けて人間には聞こえない声を発した。
ークロム、ロス自室ー
「!!!」
ベッドで寝ていた筈のクロムの紅い目が開かれガバッと起き上がった。
「ん?どした?」
椅子に座っていたロスが聞いた。
「クロー…どうした?」
片耳を押さえながら何かを感じているクロム。
「何?クローがどーした?」
「これは…警報フェロモン…。やられたか」
何がなんだか分からないロスを尻目にコートを羽織り剣を背負う。
「もしかして…」
「あぁ。お前には分からねぇだろうが、クローが危険を知らせるための声…警告音を発して俺を呼んでる。刹那に何かあったな」
「ついに動き出したな」
「あぁ。とりあえず行くぞ。…手遅れじゃねぇことを祈ろうぜ…!」
ガチャンと勢いよく扉を開けたクロムはニヤリと笑いながら走り出した。
刹那は、仕事の途中だったのか机に伏せて寝ていた。
その部屋にガチャリと誰かが入ってくる。
ゆっくりと寝ている刹那に近付く何か。
その頭に何かが突きつけられた。
その時だった。
「カァー!!!」
黒い影が物凄いスピードでその人物を襲った。
「つっ!?」
その人物を襲ったのはクローだった。
「わっ!?何!?」
刹那は驚いて目を覚ました。
目の前にいたのは…。
「麗弥!?」
麗弥だった。
麗弥にクローが襲いかかっている。
その時、羽で麗弥の片目の視界を覆った。
ーーキャア!!何!?
それに驚いたミシェルが思わず口を離した。
「ぷはっ!」
口を塞がれていた麗弥は口で息を吸った。
「どうしたの!?麗弥!」
叫ぶ刹那に麗弥は答える。
「刹那!良かった…!俺、操られてんよ!せやから…」
銃を持っている手がプルプルと震えている。
しかし段々と刹那の方に銃口を向ける。
「逃げて…!!」
震える手で引き金が引かれた。
「っ…!」
思わず刹那が目をつむった…が。
パァンと隣の棚のガラスが割れる音がして目を開けた。
見るとクローが麗弥の服を引っ張って手の位置をずらしてくれていた。
そして、目で追えないスピードで回転しながら麗弥の腹に突っ込んだ。
「ぐっ…!」
腹に物凄い衝撃を受け、呻く麗弥の襟を掴んでそのまま倒すクロー。
「つっ…!」
ドサリと地面に倒れる麗弥。
「カー!!」
クローは、刹那の方を向いて鳴いた。
唖然と見ていた刹那だったがすぐに床で倒れている麗弥を押さえつける。
「はぁー…さっすが、クロムの鴉…。加減がないわぁ…って!いたたた!」
「ごめんね、麗弥。押さえ付けさせて貰うよ」
グッと地面に押し付ける形で刹那は言った。
ーーあらぁ、意外と強い鴉さんに、おにーさんだねぇ。でーもー…そうはいかないよ★
ミシェルがニヤリと笑った。
「つっ!?アカン、刹那!逃げーー」
「えっ?うわ!?」
麗弥を押さえ付けていた刹那の体が飛ばされた。
そして、その体にまた銃口が突きつけられた。
「!」
クローには、ミシェルの気配が分かるのか今度は口を開けて人間には聞こえない声を発した。
ークロム、ロス自室ー
「!!!」
ベッドで寝ていた筈のクロムの紅い目が開かれガバッと起き上がった。
「ん?どした?」
椅子に座っていたロスが聞いた。
「クロー…どうした?」
片耳を押さえながら何かを感じているクロム。
「何?クローがどーした?」
「これは…警報フェロモン…。やられたか」
何がなんだか分からないロスを尻目にコートを羽織り剣を背負う。
「もしかして…」
「あぁ。お前には分からねぇだろうが、クローが危険を知らせるための声…警告音を発して俺を呼んでる。刹那に何かあったな」
「ついに動き出したな」
「あぁ。とりあえず行くぞ。…手遅れじゃねぇことを祈ろうぜ…!」
ガチャンと勢いよく扉を開けたクロムはニヤリと笑いながら走り出した。

