ここはBlack Cafe。
いつも静かで落ち着いたカフェだが今日は沢山の人だかりが出来ていた。
「なんかここめっちゃ混んでるね」
道端を歩いていた女の子2人が人だかりを見る。
「本当だー。ここってカフェ?」
「そうみたいだね。そんなに美味しいのかな?」
そんな話をしていると「今日はイケメン沢山居たんだけど〜!」と言う声がした。
「あっ!めぐじゃん」
その声の主はどうやら2人の知り合いだったようだ。
「お〜!久しぶりじゃん!」
久々の再会をしばし楽しんでいたがすぐに先程の「イケメン」について問いただす。
「それより何がイケメンなの?」
「聞いてよ〜!ここに爽やかイケメンが居るんだけど休みらしくて落ち込んでたら…短期間で入ってるらしい高身長のマジイケメンくんが居たのー!」
「ねー!?」っと、一緒に居た友達に話し掛ける。
「カッコイイ?」
「うん!あっ!あそこに居る人〜!」
めぐと呼ばれた女の子がカフェの中を指差した。その先に居たのはカフェの制服を着て爽やかに微笑みながらオーダーをとるロスであった。
「しかもね!もう1人全然見たことがない人だったけどめっちゃ綺麗な人居てさ〜!」
綺麗と言われているのはクロムであった。クロムの方はオーダーをとったり品物を運ぶ気はないらしく手にずっとアルコール消毒スプレーと布巾を持って次々と机を拭いている。
「本当だ〜…」
「確かにかっこいいし、綺麗な人だね〜。女の人かな?」
「でしょでしょ〜!?綺麗な人はオーダー取りに来たりしないから声が分からないからどっちかいまいち分からないけど…中性的な感じで正直女でもあり!って感じ!それに2人ともV系好きなのか赤のカラコンしてるのがまたセクシーできゅんきゅんしちゃう〜!」
そう言ってもう1人の友達ときゃーきゃー言いながら話す。
「赤のカラコンなんて珍しい感じだね!でも本当に美男美女ばっかりで素敵なカフェだね」
「そうそう!今度イベントあるらしいから良かったら一緒行かない?」
「そうなの?是非行ってみたい!」
「行こ行こ!」
いつもと違う環境になると人は集まりやすい。それを分かってて2人にバイトをさせようとしていたのであった。こうして4人の高校生達は刹那の思惑通りにイベントに行くと張り切っていたのだが…。
「あー…でもなぁ…」
「何?」
急にテンションが下がった友人に理由を問う。
「実はさ〜…」
ひそひそと小さな声で話し始めた女の子達。それが後ほど刹那を苦しめるきっかけとなる。
いつも静かで落ち着いたカフェだが今日は沢山の人だかりが出来ていた。
「なんかここめっちゃ混んでるね」
道端を歩いていた女の子2人が人だかりを見る。
「本当だー。ここってカフェ?」
「そうみたいだね。そんなに美味しいのかな?」
そんな話をしていると「今日はイケメン沢山居たんだけど〜!」と言う声がした。
「あっ!めぐじゃん」
その声の主はどうやら2人の知り合いだったようだ。
「お〜!久しぶりじゃん!」
久々の再会をしばし楽しんでいたがすぐに先程の「イケメン」について問いただす。
「それより何がイケメンなの?」
「聞いてよ〜!ここに爽やかイケメンが居るんだけど休みらしくて落ち込んでたら…短期間で入ってるらしい高身長のマジイケメンくんが居たのー!」
「ねー!?」っと、一緒に居た友達に話し掛ける。
「カッコイイ?」
「うん!あっ!あそこに居る人〜!」
めぐと呼ばれた女の子がカフェの中を指差した。その先に居たのはカフェの制服を着て爽やかに微笑みながらオーダーをとるロスであった。
「しかもね!もう1人全然見たことがない人だったけどめっちゃ綺麗な人居てさ〜!」
綺麗と言われているのはクロムであった。クロムの方はオーダーをとったり品物を運ぶ気はないらしく手にずっとアルコール消毒スプレーと布巾を持って次々と机を拭いている。
「本当だ〜…」
「確かにかっこいいし、綺麗な人だね〜。女の人かな?」
「でしょでしょ〜!?綺麗な人はオーダー取りに来たりしないから声が分からないからどっちかいまいち分からないけど…中性的な感じで正直女でもあり!って感じ!それに2人ともV系好きなのか赤のカラコンしてるのがまたセクシーできゅんきゅんしちゃう〜!」
そう言ってもう1人の友達ときゃーきゃー言いながら話す。
「赤のカラコンなんて珍しい感じだね!でも本当に美男美女ばっかりで素敵なカフェだね」
「そうそう!今度イベントあるらしいから良かったら一緒行かない?」
「そうなの?是非行ってみたい!」
「行こ行こ!」
いつもと違う環境になると人は集まりやすい。それを分かってて2人にバイトをさせようとしていたのであった。こうして4人の高校生達は刹那の思惑通りにイベントに行くと張り切っていたのだが…。
「あー…でもなぁ…」
「何?」
急にテンションが下がった友人に理由を問う。
「実はさ〜…」
ひそひそと小さな声で話し始めた女の子達。それが後ほど刹那を苦しめるきっかけとなる。

