―ヤナ Side―
ヤ「ガッ…!」
ドサッと俺は床に倒れこむ。
さっきとは違い、血塗れだ。
その様子を楽しそうに笑いながら見ているクロム。
まただ…!
一体なんなんだ、こいつ…!
俺は歯ぎしりをしながら、クロムを睨みつける。
クロムはそのまま笑いながら、胸に自分の手を突き刺した。
――ブシュッ
ヤ「なっ……!」
一体なんなのだと、見ればそのまま背中に刺さったままだったナイフを体の中から無理矢理引き抜いた。
マジ…なんだよ、こいつ…!
痛覚がないのか!?
銃弾程度の大きさならやる。
でも、ナイフはそんな小さな物ではない。
カランカラン……
血塗れになったナイフが床に音を立てて落ちた。
笑って近付いてくるクロム。
しかし、笑っているのは口だけだ。血のように紅い、暗い目は見開かれているだけ。
くそ……!
またこの状態のこいつに負けるのか…?
――いや、今は秘薬で覚醒してるんだぞ…!?
なのに…何、負けそうになってんだ…!
今回は負ける訳には…行かないんだよ…!
ヤナはジャケットの中に手を入れ、またあの小瓶を出し一気に口に流し込み、飲み込む。
ゴクリ
――ドクンッ
ヤ「ハァ…ハァ…!」
飲み込んだ瞬間、胸が苦しくなるが、そんな事を気にしている場合ではない。
負けるものか…!
人間なんかに……!
あいつから……あの子を守る為にも…!
ヤ「負けて…たまるものか……!」
ナイフを持ち直し奴を睨み付ける。
相変わらず、口だけが吊り上がっている奴の顔を。
血がボタボタと垂れているのも気にせずに奴は近付きながら、剣を振り上げる。
ナイフを構え、来るだろう斬撃に備えた。
そして、剣を降り下ろした瞬間だった。
――ピタッ
ヤ「…!?」
剣がピタリと止まった。見てみると、口は笑っておらず先程より大きく目が見開かれていた。
ク「グッ…ぅ…!」
奴は苦しそうに胸を押さえた後、もう片方の手で顔を押さえた。
カラン……
持っていた剣が地面を転がった。
ヤ「ガッ…!」
ドサッと俺は床に倒れこむ。
さっきとは違い、血塗れだ。
その様子を楽しそうに笑いながら見ているクロム。
まただ…!
一体なんなんだ、こいつ…!
俺は歯ぎしりをしながら、クロムを睨みつける。
クロムはそのまま笑いながら、胸に自分の手を突き刺した。
――ブシュッ
ヤ「なっ……!」
一体なんなのだと、見ればそのまま背中に刺さったままだったナイフを体の中から無理矢理引き抜いた。
マジ…なんだよ、こいつ…!
痛覚がないのか!?
銃弾程度の大きさならやる。
でも、ナイフはそんな小さな物ではない。
カランカラン……
血塗れになったナイフが床に音を立てて落ちた。
笑って近付いてくるクロム。
しかし、笑っているのは口だけだ。血のように紅い、暗い目は見開かれているだけ。
くそ……!
またこの状態のこいつに負けるのか…?
――いや、今は秘薬で覚醒してるんだぞ…!?
なのに…何、負けそうになってんだ…!
今回は負ける訳には…行かないんだよ…!
ヤナはジャケットの中に手を入れ、またあの小瓶を出し一気に口に流し込み、飲み込む。
ゴクリ
――ドクンッ
ヤ「ハァ…ハァ…!」
飲み込んだ瞬間、胸が苦しくなるが、そんな事を気にしている場合ではない。
負けるものか…!
人間なんかに……!
あいつから……あの子を守る為にも…!
ヤ「負けて…たまるものか……!」
ナイフを持ち直し奴を睨み付ける。
相変わらず、口だけが吊り上がっている奴の顔を。
血がボタボタと垂れているのも気にせずに奴は近付きながら、剣を振り上げる。
ナイフを構え、来るだろう斬撃に備えた。
そして、剣を降り下ろした瞬間だった。
――ピタッ
ヤ「…!?」
剣がピタリと止まった。見てみると、口は笑っておらず先程より大きく目が見開かれていた。
ク「グッ…ぅ…!」
奴は苦しそうに胸を押さえた後、もう片方の手で顔を押さえた。
カラン……
持っていた剣が地面を転がった。

