麗「……」
俺は立ち上がった。
稀琉は少しだけ顔を歪めて、男は傷なんか気にせずに楽しそうに戦っている。
ロ「…どーすんの?」
不意に今まで黙っていたロスが話し掛けてきた。
麗「…分から…へん…」
情けないが本当に分からなかった。
このまま、あの“化物”と稀琉を残す事も、姉さんに自分の事を言うのも…出来ないからだ。
俺はギュッと拳を握った。
―――――
稀「ッ……」
戦いながら稀琉が麗弥の様子を見ていた。
その様子を見た男は、麗弥の方を見てから稀琉の方を見て笑った。
稀「!待てっ…!」
稀琉が気付いたのと同時に男が麗弥達の方に駆け出す。
その前に稀琉がワイヤーを伸ばし、男を捕らえた…はずだった。
しかし、男は稀琉がワイヤーを伸ばした瞬間、方向転換をした。
稀「しまった…!」
ワイヤーはすぐに戻せない。その状態で稀琉の目の前に男が来た。
醜「――俺様と戦ってるのに…麗弥の事ばかり見てるからだぜェ?帽子の坊っちゃん」
ニヤリッと笑った男が鉄爪をたたみ鉄のグローブの様な形にし、稀琉の腹部を思い切り殴り飛ばした。
稀「アグッ…!」
ロ「!」
麗「稀琉っ!!」
ドシャアと稀琉が地面に叩きつけられて何度か転がる。
醜「妬いちまうだろ?なァ?」
ニタリと笑った醜鬼は鉄爪を元の形状に戻しながら倒れている稀琉の方へ近づいていった。
稀「う…くっ…」
すぐに立ち上がろうとする稀琉だが、何せ鉄で殴られた上にあの力だ。すぐには立ち上がれなかった。
そんな稀琉の目の前に男はニヤニヤと笑いながら立っていた。
そしてなんとか、反撃しようとワイヤーを操ろうとした稀琉の右肩を……
――バキィ!
稀「うっ…あぁあッ…!」
踏みつけた。
俺は立ち上がった。
稀琉は少しだけ顔を歪めて、男は傷なんか気にせずに楽しそうに戦っている。
ロ「…どーすんの?」
不意に今まで黙っていたロスが話し掛けてきた。
麗「…分から…へん…」
情けないが本当に分からなかった。
このまま、あの“化物”と稀琉を残す事も、姉さんに自分の事を言うのも…出来ないからだ。
俺はギュッと拳を握った。
―――――
稀「ッ……」
戦いながら稀琉が麗弥の様子を見ていた。
その様子を見た男は、麗弥の方を見てから稀琉の方を見て笑った。
稀「!待てっ…!」
稀琉が気付いたのと同時に男が麗弥達の方に駆け出す。
その前に稀琉がワイヤーを伸ばし、男を捕らえた…はずだった。
しかし、男は稀琉がワイヤーを伸ばした瞬間、方向転換をした。
稀「しまった…!」
ワイヤーはすぐに戻せない。その状態で稀琉の目の前に男が来た。
醜「――俺様と戦ってるのに…麗弥の事ばかり見てるからだぜェ?帽子の坊っちゃん」
ニヤリッと笑った男が鉄爪をたたみ鉄のグローブの様な形にし、稀琉の腹部を思い切り殴り飛ばした。
稀「アグッ…!」
ロ「!」
麗「稀琉っ!!」
ドシャアと稀琉が地面に叩きつけられて何度か転がる。
醜「妬いちまうだろ?なァ?」
ニタリと笑った醜鬼は鉄爪を元の形状に戻しながら倒れている稀琉の方へ近づいていった。
稀「う…くっ…」
すぐに立ち上がろうとする稀琉だが、何せ鉄で殴られた上にあの力だ。すぐには立ち上がれなかった。
そんな稀琉の目の前に男はニヤニヤと笑いながら立っていた。
そしてなんとか、反撃しようとワイヤーを操ろうとした稀琉の右肩を……
――バキィ!
稀「うっ…あぁあッ…!」
踏みつけた。

