Devil†Story

ク「…なんのつもりだ?」



明らかにクロムは機嫌を悪くしていた。ロスは「あーあ」と言って溜め息をついた。




それでも私は言わなければならない事があったのだ。



ヒ「アヤナ!ゴメン…!私…!」



私はボロボロ泣いた。



ア「ヒカル…」



ヒ「ひっ…だっで…私は…アヤナを……取り返しのづがない事を…!ズズッ…」



そうだ…。




アヤナはそんな事する人じゃないのに…




なんで気付いてあげなかったんだろう。



アヤナはいつだって私の事を考えてくれてたのに…



自分勝手だったのは…私だった。




泣きじゃくる私にアヤナは


ア「いいの…いいの、ヒカル。こっちこそ…ゴメンね」



と言ってくれた。




ヒ「アヤナ…!」



確かに友情はあった。



私1人が空回りしてただけで…




だったら…




私はクロムさんの方を向いた。



ヒ「やっぱり…無理です…。」



私がそう言うとクロムさんは



ク「…あ゙?今更何を言ってんだ?殺せって言ったのはお前だろ?」




眉間にしわを寄せながらそう言った。



ヒ「分かってます!お金なら…お金なら払います!だから…!」



ドスッ!



ヒ「…えっ…?」



凄い音、凄い衝撃が体に走った。