麗「クロム…暑くあらへんの?」
クロムは夏であろうが冬であろうが、毎回同じ様な黒のコートを身に纏っている。
因みに俺と稀琉は衣替えしないととか言っとったけど下は半袖で上着も薄手のやつになってた。
ク「あぁ?暑くねーよ。これ夏用だし」
真顔にそれは大真面目に答えるクロム。…いやいやいやいや!夏用に見えへんから!俺はこれでも暑いくらいなのに!しかし見てるだけで暑い格好している当の本人は本当に暑くはない様で額にも何処にも汗がかいている様子はない。
…実はサイボーグとちゃうん?
麗「いやいや!何処が夏用なんよ!?」
そう聞くとまためっちゃ面倒臭そうに「ここ触ってみろ」とコートの裾の方を指差した。
麗「ここ?」
触ってみた…がなんかいつもと変わらない。
麗「何処が違うんよ」
ク「お前バカか?薄くなってんだろうが」
麗「はぁ!?コレの何処が薄いんや!?」
ク「冬用のコートと5mmちげぇだろ」
麗「はぁ……」
俺は何も言えなかった。5mmて…ほぼ変わらんやんか…。逆に冬寒くないん?思考を読まれているのか盛大なため息の後「…冬は内側がヒートテックになってるの着てるんだ。中にも何枚か着てるし」と補足してきた。
麗「いや〜…見てるだけで暑いわ。…そうや!今度一緒服見に行かへん?」
ク「断る」
麗「えー!!なんでーや!」
ぎゃーぎゃーと言い合いをしつつその後も服装の話をしていた。なんだかこんな風にクロムと本や服装の話をするのは初めてに近いような気がするなぁ…。いつもは大体貶されたり素っ気なく返されて終わるからなぁ…。色々なクロムを知ることが出来て良かったな。…嫌な任務かと思っとったけど悪いことばかりやないなと思っていた時「下は七分だからね〜」と声がした。
俺は後ろを振り返った。
麗「あー!ロスやん!」
ロスは名前を呼ばれると「ういっす♪」と手を上げた。
ロ「やっぱりここに居やがったか〜…って!飛行機モードにして!」
後退りしつつ携帯を指差しながらロスは叫んだ。…なんやねん飛行機モードって……。それ言うなら飛行機モードやなくて機内モードな?と言うツッコミは先程のクロムとの会話を思い出して飲み込んだ。
ク「お前がそんなんだからここに来るしかなかったんだろ。ったくめんどくせぇな」
最早クロムは飛行機モードに慣れているのか素早く機内モードにしてポケットにしまっていた。その手慣れた感じからクロム自身は携帯を使えるのは本当の様だ。
ロ「だって気持ち悪いんだもん〜。…ん?お前デコと鼻の頭少し赤くなってるぞ?どした?」
ビクッ
ロスが何気なく聞いた爆弾に再び隣から殺気を感じて体が思わず跳ねる。
ク「あぁ?これはこのクソ眼帯がーー「あーあー!ところでどうしたん!?」
クロムの怒りが再発しないように被せてロスに問いかける。やめてー!おっかないんやからー!隠そうとした事で俺を睨みつけてきてるクロムを見ないように「用事あったんじゃないん?」と笑顔で聞く。その様子にロスは何かを悟ったのか一瞬含み笑いをして答える。…ロスまでやめて!怖い!
ロ「あー…察した。まぁいいや。とりあえず居たぜ〜稀琉」
そう言うロスの後ろには稀琉が居た。
麗「なんや稀琉も一緒やったん?」
稀「うん。クロムに用があったからロスに場所聞いてたんだ」
とお互いたまたま会ったを演出した。
クロムは夏であろうが冬であろうが、毎回同じ様な黒のコートを身に纏っている。
因みに俺と稀琉は衣替えしないととか言っとったけど下は半袖で上着も薄手のやつになってた。
ク「あぁ?暑くねーよ。これ夏用だし」
真顔にそれは大真面目に答えるクロム。…いやいやいやいや!夏用に見えへんから!俺はこれでも暑いくらいなのに!しかし見てるだけで暑い格好している当の本人は本当に暑くはない様で額にも何処にも汗がかいている様子はない。
…実はサイボーグとちゃうん?
麗「いやいや!何処が夏用なんよ!?」
そう聞くとまためっちゃ面倒臭そうに「ここ触ってみろ」とコートの裾の方を指差した。
麗「ここ?」
触ってみた…がなんかいつもと変わらない。
麗「何処が違うんよ」
ク「お前バカか?薄くなってんだろうが」
麗「はぁ!?コレの何処が薄いんや!?」
ク「冬用のコートと5mmちげぇだろ」
麗「はぁ……」
俺は何も言えなかった。5mmて…ほぼ変わらんやんか…。逆に冬寒くないん?思考を読まれているのか盛大なため息の後「…冬は内側がヒートテックになってるの着てるんだ。中にも何枚か着てるし」と補足してきた。
麗「いや〜…見てるだけで暑いわ。…そうや!今度一緒服見に行かへん?」
ク「断る」
麗「えー!!なんでーや!」
ぎゃーぎゃーと言い合いをしつつその後も服装の話をしていた。なんだかこんな風にクロムと本や服装の話をするのは初めてに近いような気がするなぁ…。いつもは大体貶されたり素っ気なく返されて終わるからなぁ…。色々なクロムを知ることが出来て良かったな。…嫌な任務かと思っとったけど悪いことばかりやないなと思っていた時「下は七分だからね〜」と声がした。
俺は後ろを振り返った。
麗「あー!ロスやん!」
ロスは名前を呼ばれると「ういっす♪」と手を上げた。
ロ「やっぱりここに居やがったか〜…って!飛行機モードにして!」
後退りしつつ携帯を指差しながらロスは叫んだ。…なんやねん飛行機モードって……。それ言うなら飛行機モードやなくて機内モードな?と言うツッコミは先程のクロムとの会話を思い出して飲み込んだ。
ク「お前がそんなんだからここに来るしかなかったんだろ。ったくめんどくせぇな」
最早クロムは飛行機モードに慣れているのか素早く機内モードにしてポケットにしまっていた。その手慣れた感じからクロム自身は携帯を使えるのは本当の様だ。
ロ「だって気持ち悪いんだもん〜。…ん?お前デコと鼻の頭少し赤くなってるぞ?どした?」
ビクッ
ロスが何気なく聞いた爆弾に再び隣から殺気を感じて体が思わず跳ねる。
ク「あぁ?これはこのクソ眼帯がーー「あーあー!ところでどうしたん!?」
クロムの怒りが再発しないように被せてロスに問いかける。やめてー!おっかないんやからー!隠そうとした事で俺を睨みつけてきてるクロムを見ないように「用事あったんじゃないん?」と笑顔で聞く。その様子にロスは何かを悟ったのか一瞬含み笑いをして答える。…ロスまでやめて!怖い!
ロ「あー…察した。まぁいいや。とりあえず居たぜ〜稀琉」
そう言うロスの後ろには稀琉が居た。
麗「なんや稀琉も一緒やったん?」
稀「うん。クロムに用があったからロスに場所聞いてたんだ」
とお互いたまたま会ったを演出した。

